指導団体CMASダイビングについて

CMASダイビングは世界水中連盟のことで、日本ではクマス、あるいはシーマスとして知られています。
CMASの歴史は1959年の設立に遡り、今では水中活動全般に関する国際NGOとして、世界的に活動している団体です。
本部はイタリアのローマですが、日本にも支部がありますし、日本でもライセンスの講習を受けることができます。
CMASダイビングは元々フランス発祥のスクーバダイビングの交流の場として、フランスに本部が設置されたのが始まりです。

その後は世界中でCMASダイビングの基準が採り入れられ、講習を受けてライセンスを受けたダイバーが600万人以上輩出されています。
ISO準拠のカリキュラムも扱っていますし、様々なライセンスの取得に挑戦できますから、本格的にダイビングを始めたいと考えている人にとって狙い目です。

発行を行っているライセンスは水深18mまでの初心者向けのベーシック、初級者向けのオープンウォーターダイバー、目的に合わせて取得できる専門のアドバンススペシャリティなどです。
船でダイビングできる上位ライセンスもありますし、救助活動の為のレスキューダイバー、アマチュア最高峰のライセンスもあります。

グランドマスターは最上位資格で、まさにグランドの名に相応しい知識と技術が問われます。
しかしCMASダイビングであれば、確実にステップアップして資格を取得したり、上を目指すことができます。

海のあるところならCMASダイビングを扱っているダイビングショップが存在しますし、いつでも講習を受けてライセンス取得試験に臨めます。
世界水中連盟準拠の試験をクリアした者に与えられるものですから、肩書として立派なのは当然ですし、ライセンスとそれが認める知識と技術もピカイチです。
ダイビングに関するどのライセンスの取得を目指すか迷ったら、取り敢えずCMASを思い出せば大丈夫です。

CMASなら申し分ないですし、しっかりと知識を身につけ、自信に繋がる技術を磨いてライセンスを受け取れます。
勿論、海外でも通じる国際的な団体のライセンスですから、持っておいて損をすることはないでしょう。

大切なのは実績と信頼のある指導団体を選び、目的やレベルに合わせてコースを選択、そして講習を受けることです。
そうすることで安全にダイビングができるようになりますし、楽しみ方の幅が広がるはずです。

同じ趣味を持つ人と交流したり、誰かにダイビングの魅力を伝えられるようになる可能性もあるので、ダイビングに興味を持ったらCMASが有力候補です。