PADIダイビングライセンスを取得してスキューバダイビングを楽しもう

スキューバダイビングには何か資格が必要なのでしょうか?実はスキューバダイビングには資格が必要なものと不要なものがあります。資格が費用なものは「体験ダイビング」といわれるもので、インストラクターに付き添われてダイビングするものです。酸素ボンベ等の装備はインストラクターが用意してくれて、簡単に楽しめる反面、インストラクターから離れて自由に散策することはできません。従って体験ダイビングは資格を取得する時間がない方や、気軽に楽しみたい方に向いているといえます。

一方、資格が必要なダイビングは「ファンダイビング」といわれます。ファンダイビングとは自由にダイビングを行うことができます。つまり自分の好きなポイント・深さで自由に散策できますので、本格的なスキューバダイビングを楽しみたい方向きといえます・PADIダイビングラインセンスは、ファンダイビングをするために必要なライセンスで、世界最大のダイビング教育機関PADIが認定しています。

PADI以外にも、ライセンスを発行している団体はありますが、PADIは世界一のシェアを誇ります。つまり、日本近海にとどまらず将来は海外でもダイビングをしたいと考えられている場合は必然とPADIを選択することになるでしょう。さらに教育プログラムの充実も長所の一つで、各コースで使うマニュアル等も全世界で統一されており信頼度も高いといえます。PADIダイビングライセンスは、主にOW(オープンウォーターダイバー)、AOW(アドヴァンスド・オープン・ダイバー)RD(レスキューダイバー)の3つに分かれます。

初心者はOWコースの取得を目指しますが、OWコースを修了すると、水深18メートルまでのダイビングを自由に行うことができるようになります。年齢制限は上限はなく、10歳から受講できます。ただし、10歳から14歳までは潜れる水深や講習後の活動に一部条件がつきます。取得までの日数は3~4日程度で取得できます。次にAOWコースですが、このコースを取得すると水深の制限がなくなり、完全かつ自由なダイビングをすることが可能となります。OWコースを修了し、ダイビングに慣れてきたら目指しても良いでしょう。

最後にRDコースですが、このコースではトラブルにあった時の対処方法やバディの救助方法を学ぶことができます。いずれのコースにおいても、PADI認定スクールではあれば日本でも受講でき簡単にネットで検索できますので、これからダイビングを始めようとお考えの方は一度検討しましょう。

ダイビング指導団体(教育機関)の比較・徹底解説