NAUIでダイビングライセンスを取得しよう

現在、世界にはダイビングライセンスを発行する指導団体が数多く存在していますが、「NAUI」もその中のひとつです。NAUI(National Association of Underwater Instructors)は、1960年にアメリカで誕生した指導団体で、それ以降60年以上にわたってダイビングライセンスを発行しています。現在は、アメリカ・アジア・ヨーロッパ・オーストラリア・南米・アフリカなど世界100カ国以上の国に拠点を構えており、60,000人以上のインストラクターやダイビングマスターが在籍しています。日本においてもPIDIに次いで加盟店が多い団体となっているので、信頼性が非常に高い団体と言えるでしょう。

NAUIは信頼性が高いこと以外にも、柔軟な指導が受けられるという特徴があります。NAUIでは、あらかじめ決められたマニュアルによる指導ではなく、年齢・性別・体格・能力といった個々の状況に応じた指導を受けることができます。あくまで安全にダイビングするための技術や知識の習得を最終目標とした指導が受けられるので、ダイビング初心者でも安心して受講することができるでしょう。加えて、泳げないという方や年配の方にもおすすめです。

また、NAUIでは「パスポートダイバー」「スクーバダイバー」「アドバンス・スクーバダイバー」「スペシャルティダイバー」「マスター・スクーバダイバー」といったライセンスを取得することが可能です。パスポートダイバーは、初心者向けのライセンスで10歳から取得することができます。スクーバダイバーは、標準的なライセンスで水深18mまで潜ることが可能です。アドバンス・スクーバダイバーは、水深30mまで潜れるようになるライセンスで、船からのダイブなども行えるようになります。

スペシャルティダイバーは、水中撮影や夜間ダイブなどに必要な技術・能力を習得することで得られるライセンス、マスター・スクーバダイバーは、アマチュアライセンスの最高位に位置するライセンスで、取得するにはレスキューダイバー・スペシャルティダイバーなどのライセンスを3種類以上取得する必要があります。

なお、NAUIではアマチュアライセンスであれば、年会費が一切かかりません。加えて、ダイビング指導団体が発行しているライセンスの中には、国内でしか通用しないライセンスも存在していますが、NAUIダイビングのライセンスは世界中で通用します。国内だけでなく海外でもダイビングを楽しむことが可能となっているので、ダイビングに興味がある方はNAUIでライセンス取得を目指してみてはいかがでしょうか。