SDIダイビングの役割には何があるのか?

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SDIダイビングは、スキューバダイビングの認定機関の一つでアメリカやカナダ、ヨーロッパなどのRSTCのメンバーに位置づけされている団体組織になります。ダイビング指導段階の役割の中には、スキューバダイビングをより多くの人々に知ってもらうための取り組みを中心に、それを指導およびレクチャーを行うガイドやインストラクターの育成などが挙げられます。従来のスキューバダイビングというのは、軍事的な要素を持つごく一部の限られた人だけが行うことができるもので、遊びというよりも仕事の形でダイビングが行われていたといいます。

船の修理などでは、一般的なドッグに船舶を入れて作業を行うことになるけれども航行中の船舶が故障したときなど、船底まで潜水して修理するためには酸素ボンベやマスク、レギュレーターと呼ぶ特別な装備があればボンベの酸素量に応じて修理時間の確保ができたわけです。やがて時代が変わると人々は色々な娯楽を求めるようになり、本来仕事などで行われていたダイビングはスポーツダイビングといっての位置づけになって来ました。ただ、水中での行動は人間にとって未知の世界ですし、水深10メートルまで潜水するとそこには10気圧物水圧がダイバーの体を襲うなど、潜水に対する知識およびスキルというものが求められます。

技術はもちろん、潜水学などの知識もなく水深10メートルや20メートルまで潜ればどのようなことが起きるのか、恐らくスポーツダイビングの形で認知されるようになった段階では知られていなかったものではないか、このように考えることができます。水中で酸素ボンベから供給される空気を吸うことは決しておかしなことではないけれども、問題は酸素ボンベ内の空気は圧縮されていることや水圧により肺は押されている状態になっていることを理解しなければ命を落とすリスクも高くなります。スキューバダイビングを楽しみたい人は、ライセンスを取得する形になりますがライセンスが必要な理由の中には水中での行動にはリスクがあること、そのリスクを回避するためにはどのようなことに注意をしなければならないのか対策や防御などを学ぶと同時にスキルを身につけることが求められるわけです。

SDIダイビングは、このような知識やスキルをベテランともいえるインストラクターから学ぶことができる団体組織でもあり、全ての人々が安全で楽しく水中での散歩を楽しめるためのライセンス取得、それを指導するインストラクターの育成などを行っている組織です。